看護師のハローワーク・ナースセンター求人の口コミ
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看護師の転職を行う際にハローワークやナースセンターで再就職する方がいます。その口コミ内容を集めておきましたので、参考にしてください。
少し間違われる方も多いと思いますので、初めに確認ですが、ハローワークと看護協会のナースセンター(一部ナースバンク)、e−ナースセンターは、非営利団体になり、実際の病院側から広告費用や紹介費用を一切受け取らない団体になります。基本的に国や自治体が運営してます。
良く、ナース人材バンクと間違われる方がいますので注意が必要ですね。
「ナースセンターでいいの?」ということを題材に検証していきます。
ハローワーク・ナースセンターの口コミ

評価:★★★☆☆(普通)30代前半・女性・東京都
口コミ:結局相談には乗ってもらえるけど医療知識があるわけではないので自分で判断するしかないですね。相手は公務員ですし。

評価:★★★★★(良かった)30代後半・女性・北海道
口コミ:ナースセンターはもネット検索が可能になっていますので便利ですね。

評価:★☆☆☆☆(駄目)20代前半・女性・兵庫県
口コミ:再就職するなら看護師転職サイトをすすめますね。ハローワークを頼ると痛い目を見た友人がいます。担当が分からなすぎで高圧的!

評価:★☆☆☆☆(駄目)30代前半・女性・大阪府
口コミ:看護協会に勤めている担当者たちは天下りの方が多いので嫌です。私は両方見て看護師求人サイトを利用しました!

評価:★★☆☆☆(やや駄目)30代前半・女性・神奈川県
口コミ:紹介してもらった求人の条件面が違い、結局すぐに退職することになりました。なんとも言えませんね。
【ナースセンターの知識目次】 ‣ナースセンターとは? ‣ナースセンターを転職に利用するメリット ‣ナースセンターを転職に利用するデメリット ‣ 失敗しない転職・よりよい看護師転職にするには |
ナースセンターとは?
ナースバンクとは、日本看護協会という団体が運営する看護師の転職サイトです。「e-ナースセンター」というサイト名で運営されており、看護師を専門に取り扱った転職・求人サイトとしては老舗・公的なものとして知られています。公益社団法人・日本看護協会は、看護の資格を持つ個人が自らの意志で加入し、運用する看護職能団体です。認定看護師や専門看護師制度を敷いており、教育機関としても機能しています。この団体がナースバンクを運営しているため、信頼度が高い・医療機関が求人を出しやすいとうメリットがあります。
求人に対して転職希望者をコーディネイトする立場にあるスタッフも、看護経験者や、管理職を経験してきた元ナースが担当しているため信頼度が高いのですが、このサイトを利用したほぼ半数のナースが、再び転職を考えるなどというような、「ミスマッチ転職」が後を絶たないなどという報告も出ています。
ハローワークはご存知ですよね。
看護師用のハローワークがナースセンターだと思ってください。
ハローワークは厚生労働省の管轄で運営していますが、ナースセンターは財団法人日本看護協会が運営しています。
組織自体は別物になるので注意しましょう。看護師の方で再就職を考えるときにナースセンターを利用される方も多いですね。
・看護師求人情報の検索
・検索後の応募
・看護協会のスタッフへの相談
上記の事が行えるのがナースセンターです。
メリット・デメリットをしっかりと確認をして良い再就職を実現しましょう。
ナースセンターを転職に利用するメリット
ナースセンターを利用するメリットは以下の通りになります。あくまでも民間で運営している看護師専用の求人サイトと比較してのメリットになります。
- 採用側(病院)にコストがかからない
- 看護協会(公的)なので安心はできる
- 地方などの限定されたエリアは強い場合がある
などのメリットがあります。看護協会は地域によってかなり差があるようなので、しっかりと確認をしてください。
■全国10万件以上の看護師求人を検索することが出来る。
自分で検索しなければなりませんが、もちろん全国対応しているので、10万件以上の看護師求人の中から自分で調べることが可能です。

やや検索画面は使いにくいですが、登録している病院が出てきます。
※システムが重いため、インターネット環境がかなり整っていないと難しいです。スマホで簡単に・・・とはいかないのが難点です。
細かく設定しすぎると下記のような画面が出ます。
利用したら分かると思いますが、少し使いにくいです。
■面接希望の場合は紹介状などの発行手続きをしてくれる。
自分で調べた病院で面接を希望する場合などに、招待状を発行してくれます。自分で連絡する方もいますが、自宅などで検索する場合は難しいので、看護師協会へ行って依頼した方がスムーズですね。
自分で検索したいという方はナースセンターが良いと思います。看護師求人の情報は多いですが、情報クリーニングがされてない求人もあり、サイトもやや見にくくなっているので、無料で利用できるで仕方ないと思う方が多いです。
ナースセンターを転職に利用するデメリット
ナースセンターを転職や再就職に利用する場合のデメリットを確認していきましょう。基本的には民間で運営している看護師求人サイトと比較しています。
■コーディネイトスタッフは、転職のプロではない
e-ナースセンターのスタッフは、転職希望者と求人案件とのコーディネイター的役割を果たしていますが、それは文字通り「コーディネイト」しているにすぎません。医療機関すべての内情に精通しているわけではなく、なぜこの医療機関はナースの離職率が高いのか、どうしてナースが辞めていくのかなどを調べているわけではなりません。もちろん、福利厚生面への改善提案や、離職に関する提言なども行わずに、新しいナースをコーディネイトして「送り込む」ために、ナースの転職が繰り返されていくのです。つまりは転職失敗ということになるでしょう。
■看護師求人の優劣はなく、すべてが掲載されている
日本看護協会に所属する医療機関は、e-ナースバンクに対する求人情報を安価で掲載することができます。医療機関としては、ナースの閲覧数が多い老舗求人サイトである安心感があるため、多数の依頼を行う傾向にあります。ナースバンク側も、依頼されたものすべてを掲載するために、条件の優劣に関しては一切関知していない状況だということができます。このサイトを利用する場合は、給与相場などを事前に勉強する必要があります。
■待遇面の交渉・転職の際の交渉はすることが出来ない
ナースが転職活動を行う場合は、在職中に水面下で行うという傾向にあります。育児休業中からの職場復帰先を探している場合でも、報酬面で折り合いがつかないので、復帰の決め手に欠けるということもあるのではないでしょうか。e-ナースバンクで転職した半数が再び転職活動を始める理由としてあげられるのは、ナースバンクは「求人と求職者をコーディネイト」するだけにとどまるという点です。報酬面の交渉やその後のフォローを行わないため、納得・満足のいく転職ができないナースもいるとされています。また、在職中に転職活動をした場合でも、円満退職に向けた交渉を行うこともありません。ナースバンクを利用した場合、報酬面の交渉・入職日の調整・在職中の企業との交渉等はすべて転職希望者が自ら行うことになりますので、転職自体も厳しいものとなる可能性があります。
失敗しない転職・よりよい看護師転職にするには
■まずは自分が思い描く希望・条件を自分で決めよう。
自分のライフスタイルと働き方を照らし合わせて、生活と仕事を両立するための勤務形態を決めましょう。夜勤専従や、日勤、パート・常勤などを決めておくと仕事を探しやすくなります。またこれまでの勤務を踏まえて、給与の最低ラインを決めておくことも大切です。
■「良い条件」だけで転職を決めてはいけない。
看護師の世界では、年収や月収面で良い案件も確かに存在しています。蓋を開けてみたら交代勤務で、夜勤明けは自宅待機・オンコールがある、ナース一人に対する仕事量が多い、看護以外の仕事もあるなど、ハードワークだったということもあるようです。職員寮がある、給与が高いなど良いところだけを重視して転職を決めるのはNGです。医療機関の評判や、実際に働くナースの話などを聞いて熟考してみるとよいでしょう。
■看護師求人に特化した転職エージェントを利用することも一案
よりよい転職をしたいという場合は、看護師求人に特化した転職エージェントを利用することも一案です。ナースバンクと比較すると求人取扱数は少ないというデメリットがありますが、医療機関以外で看護師を求める案件も存在していますし、条件が良い考案案件ばかりがそろっています。もちろん、報酬面の交渉や入職日の調整も代理交渉してくれますし、コーディネイトするうえで適職診断も行います。カウンセリングを丁寧に行うため、迷いがある方でも納得できる転職ができるとされています。ナースセンターと同様、会員登録やサイトの利用は完全無料ですので、安心して利用できます。
ナースセンター(看護協会)の口コミ
